おみかん☆

生物系の博士課程2年生です。

2016年の目標

1月も下旬に差し掛かりました。去年を振り返りながら、今年の目標を「研究面・生活面」に分けて考えました。

 

研究面:D2中に論文を2報出す

D3までに3報出したいと考えている。そのためにD2中に論文を2報出す。また、3報目となる実験内容に着手する(実験が季節性のものであり、夏にしか生の試料を扱えないということがあるので、3報目の内容の予備実験をしたい)。

正直うまくいかなかった。卒研から修士までの研究テーマは結構チャレンジングなものであった。対象生物の培養方法や定量法をやっとのこと確立し、「この条件下であれば、狙っていた新しい相互作用が見えてきそうだ」ということが、修士論文をまとめる段階でやっと見えてきた。今から振り返れば、もっと効率的に結果を出すことが出来たのではとも思うが、当時は目前のことにひたむきで、一生懸命に(無駄な)努力をし、かといって成果は出ないので自信を喪失していった。「このままでは負のスパイラルを繰り返してしまう」という思いで、博士課程からは、一度修士までのテーマから離れ、新しいテーマを始めることにした。

 

  • 博士で研究テーマを変えて

テーマを変えたことはわたしにとって正解だった。後輩が卒研で似た分野を始めることになったので、結局完全に離れた訳でもなかった。後輩と実験方法を一緒に考えることで、効率的に培養系を評価する方法を新しく考えることができたし、一歩分野を離れたことで自分のテーマに関して客観的に考えられるようになった。また、研究を順調に進めるためにはどうすればよいか、考えながら次の研究をスタートさせたので、博士からの研究は今のところ順調である。修士までの研究も頃合いをみて後輩や短期留学で来る学生に振ったりして進めていきたい。

 

生活面:達成可能な目標を設定すること

わたしは勉強に関して、常に意識が高い感じではなく、テスト前に一夜漬けするタイプだった。研究室では、うちが自由だということもあるかもしれないが、勉強も研究も期限があるわけではない。また、先生からこれをしなさいと言われることもほぼない。博士課程で崩れるタイプは似たような私みたいなタイプなんじゃないかと思う。博士課程では「3年以内にジャーナルに論文を一報載せる」ことが卒業に必要な条件であり、3年後にしか決定的な締め切りがない。そのため、なんとなく漠然とだらだら過ごしてしまうのである。自分で細かく目標を設定し、着実に達成してくことが大事であると強く思う。

 昨年度までの自分の目標設定を振り返ってみると、うまく目標を達成できないことが多かった。目標の設定も高く、気づいたら目標すら忘れてしまうのだ。達成可能な目標を設定することを大きな目標とし、①スケジュール管理をきちんと行うこと、②TOEIC 800点 (就活に向けて)の勉強に取り組んでいきたい。

  •  スケジュール管理をきちんと行う

一週間の目標を持ち、スケジュールを一日単位で考える。スケジュールは「やること」を「集中したらできる時間」と合わせて計算する。

やらなければいけないこと、しなくてはいけない勉強は無限にある。そこで大切なのは取捨選択である。忙しいときほど目の前のことに囚われてしまいがちである。一歩下がって「今これは本当に必要なのか」という優先順位を見直しながら予定を立てていきたい。

 

今まで、研究に必要な文献は読むし、必要な事項はもちろん勉強してきた。しかし、それ以外の勉強をつい怠ってしまった。今すぐ必要ではないけど必要な勉強をしっかりとしていきたい。まずは、もともと自信のあった英語で勉強の習慣をつけていきたい。